こんにちは!大阪の美髪専門店LUCEの金井です。
自分には薄毛なんて無縁だ。
まだまだ先の話だ。
そんな風に思っている方多いんじゃないでしょうか?
いえ・・・あなたにも必ず薄毛問題は訪れます!
もしかしたら気づいていないだけで、もう起こっているかもしれません。
薄毛で悩んでいる方、そうでない方もこの記事を読んでいただけたら明日からの行動一つ一つが変わってくるはずです。
では薄毛の原因ランキングトップ3 ご紹介していきましょう!
この記事の目次
第3位 AGA・FAGA
(少し難しい内容になります。仕組みを知っていただくために載せます。該当しない方は飛ばしてください。)
テレビCMなどでも聞いたことあるのではないでしょうか?
AGAとはAndoro Genetic Alopecia『男性型脱毛症』のことです。
女性は女性型男性脱毛症 FAGAと言います。
主に男性ホルモン(テストステロン)の影響が原因と言われています。
男性ホルモン(テストステロン)が頭皮に存在する5aリラクターゼと出会ってしまい、より強力な男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。
5aリラクターゼの活性度が高いとDHT(ジヒドロテストステロン)を作り出す体質のなってしまいます。
このDHT(ジヒドロテストステロン)は毛乳頭にある感受性の高い男性ホルモンレセプターと言われるものと結合して脱毛因子TGF-βを増やし、毛母細胞(毛髪を作り出している細胞)を萎縮させ、毛髪の成長を阻害し、抜け毛・薄毛を促進してしまいます。
これがAGAのメカニズムなのです!
AGAは遺伝する
AGAは遺伝が90%以上を占め、FAGAでは60%以上を占めるという事がわかってきました。
先ほどお伝えした5aリラクターゼはの活性を持つ遺伝しは優性遺伝のため、父親、母親どちらか一方でも持っていれば子供に遺伝するそうです。
また、感受性の高い男性ホルモンレセプターの遺伝子は母型の隔世遺伝で遺伝され流そうです。
この5aリラクターゼと感受性の高い男性ホルモンレセプターが偶然出会って結びついてしまう事でAGA.FAGAは発症してしまうのです。
第2位 栄養失調
毛細血管を通して、髪の毛に十分な栄養素や酸素が行き届かないことにより、栄養失調状態となった毛母細胞(毛髪を作る細胞)たちは、増殖や分裂をする事ができなくなってしまいます。
髪の毛が1ヶ月に必要な栄養量
命に直結しない髪の毛は体の中で栄養が回ってくる優先順位が一番最後です。
髪の毛の総本数 平均10万本。
1ヶ月の成長スピード1センチ。
1ヶ月で1キロメートル伸びる栄養が必要になります。
本来であればこのくらいの栄養が必要になります。
【髪を早く伸ばしたい!】髪の毛は1年でどれくらい伸びるの?髪の毛を早く伸ばす方法とは?
酒とタバコ 髪の毛にはどっちが悪影響?
この質問には大抵の方が『タバコ』と答えると思います。
もちろんタバコも悪影響があるのですが
答えは『お酒』です。
アルコールを摂取すると体の中で肝臓が働く事は皆さんご存じだと思います。
肝臓は『命に直結する』部位なので肝臓の修復に栄養は優先的にまわされます。
要するにアルコール摂取によって受ける肝臓の働きの量が栄養補給量を上回ってくると肝臓はダメージを帯びますし、髪の毛に栄養は回ってこなくなるのです。
老化による影響
老化(加齢)により髪の毛が薄くなってしまう。
これも栄養失調が原因であり加齢が直接的な原因ではありません。
人間は歳を重ねるにつれ内臓の様々な部分にダメージが現れてきます。
栄養はそのダメージ部分を優先的に送られるのです。
更に歳を重ねるにつれ人間は食事量が減っていきます。それは栄養補給量も減っていることを意味しています。
栄養を送る優先順位の低い髪の毛に栄養は行きにくくなっていくのです。
第1位 頭皮環境の悪化
頭皮(皮脂腺)から分泌された皮脂が酸化し、汚れとなって毛穴を塞いでしまうと毛母細胞は大きなダメージを受けます。
その結果、髪の成長を鈍らせ、髪の悩みへ直結させてしまいます。
また、毛穴を塞いでいる状態が続くことにより、髪の毛は成長を止めてしまい生えてこなくなるのです。
シャワーの温度による影響
高温でシャワーを使用することによって低温火傷の状態を起こしているケースもあります。
38℃〜40℃くらいのお湯で改善します。
頭皮は痛覚に鈍い場所です。『熱い!』と感じてしまった時点で既に低温火傷を起こしている可能性が高いです。
汚れたままの頭皮で寝てしまう
一度は経験のある方も多いのではないでしょうか?
毎日の洗髪を怠ったりワックス等のスタイリング剤を付けたまま寝てしまっていませんか?
不衛生の状況は頭皮に大きな負担を与えています。
必ず毎日寝る前に洗うようにしましょう!
紫外線による影響
皆様ご存知の通り紫外線は毛髪にも頭皮にも悪影響を及ぼします。
紫外線は夏だけではなく1年中存在します。
頭皮を紫外線から守るには1年中ケアをする必要があります。
爪で引っ掻く
特に男性に見られる症状で、髪を洗う時に爪を立てて洗ってしまい頭皮を怪我させてしまい大きなダメージを与えてしまっています。
指の腹で洗っていただくようにしていただくのが良いのですが
スカルプブラシなどで改善する方も多いです。
その際にも力を入れすぎないように気をつけましょう。
自分に合わないシャンプーなどによる影響
ドラッグストアなどで売られている市販のシャンプー、トリートメント、トニック剤によっても日々ダメージが蓄積されます。
市販のシャンプーは洗浄力が強く、決して質の良いとは言えない界面活性剤と言われる成分が使われています。
自分にあったサロン専売品のシャンプーを使用することをお勧めいたします。
また、頭皮全体にトリートメントをつけてしまい、毛穴に詰まらせ、腐らせて雑菌を繁殖してしまい頭皮環境を悪化させてしまう方もいらっしゃいます。
トリートメントは根元付近からつけることをやめましょう。
手触りやまとまりが気になる方は『流さないトリートメント』を乾かす前に中間から毛先につけて乾かしましょう。
美容師がシャンプーをススメてくる本当の理由【美容師がお答えします!】
まとめ
今回は【あなたにも必ず訪れる!?】薄毛の原因ランキング!をご紹介させていただきました!
いかがでしたか?
無関係な人はいないんだ!という事が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
沢山の原因をご紹介しましたが対策としてはシンプルです。
・生活習慣を見直しましょう!
・頭皮環境を良い状態に保ちましょう!
・意識を持ちましょう!
という事です。
皆様の意識が少しでも変わって薄毛、細毛で悩む人が減り、お洒落を楽しめるようになってくれたら嬉しいです。